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道の駅 湖北みずとりステーション
琵琶湖の水鳥たちを観察するなら、冬がおすすめ

「道の駅 湖北みずとりステーション」水鳥の剥製たち

「道の駅 湖北みずとりステーション」水鳥の剥製たち

「道の駅 湖北みずとりステーション」の外観

「道の駅 湖北みずとりステーション」の外観

『道の駅 湖北みずとりステーション』は、その駅名通り、琵琶湖にいるさまざまな水鳥たちにちなんだ施設といえます。琵琶湖東北部、琵琶湖岸「さざなみ街道」(通称、湖周道路)沿いにあって、四季を通じてさまざまな野鳥たちが訪れる水鳥公園の敷地内にあります。もちろん、水鳥への環境にも配慮した施設になっているのが特徴。駅の外観も、なんとなく水鳥をイメージしたデザインになっています。

特に、琵琶湖の水鳥たちを観察するなら、冬がおすすめ。初冬になると、夕陽と共に冬の水鳥たちが琵琶湖にたくさん集まります。おなじみのコハクチョウをはじめ、国の天然記念物に指定されているオオヒシクイなども、はるか北の大地から渡ってくるそう。この時期だけしか琵琶湖で見られないため、野鳥ファンたちが冬になるとどんどん集ってくるそうな。駅1階には、有名な水鳥たちの剥製も飾られていました。

道の駅は、そんな琵琶湖の水鳥たちを観察する情報発信拠点としての機能もあります。駅舎の2階には琵琶湖を望む展望スペースも設けられていて、駅で双眼鏡をレンタルして野鳥たちを観察することもできます。野外ではないので寒さもしのげ、休憩コーナーとしてもおすすめ。また、駅から徒歩1分のところにある「湖北野鳥センター」では、コハクチョウやオオヒシクイの越冬がより観察できる施設となっています。

さらに、駅では売店で地元の新鮮な野菜や果物の数々、「鮒ずし」「小鮎の佃煮」をはじめとした湖魚の加工品などが販売されています。また、レストランでは、水鳥弁当やビワマスのお造りなど、湖魚を活かしたオリジナルメニューが並んでいました。

一方、車で約15分の距離に、戦国大名の浅井長政とその妻で織田信長の妹のお市の居城があった「小谷城跡」があります。現在、城郭はありませんが、郭跡や土塁などが残っているのを見学することができました。

公式サイト【近畿 道の駅】湖北みずとりステーション [滋賀県]

道の駅 湖北みずとりステーション

ライタープロフィール

クリスさん/女性/年齢:30代/旅とご当地グルメが好き。渡航は世界20ヶ国ほど。ニコンの一眼レフデジタルカメラが相棒です