道の駅 あいの土山
駅の名物はズバリ「土山茶」
「道の駅 あいの土山」ご当地名物の土山茶
「道の駅 あいの土山」外観
近畿道の駅、福井県の次は滋賀県にある駅を紹介します。滋賀県には15の駅があり、びわ湖をグルリと囲んで点在しています。
まず、『道の駅 あいの土山』です。甲賀市土山町にあります。国道1号線沿いで滋賀・大津と三重・亀山の途中なので、山中にありながら交通量も多く、大型トラックの利用も多いように感じました。
なぜ"あいの土山"という名称なのかというと、「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る」の馬子唄で知られる東海道49番目の宿場町として土山宿があったことからのようです。昔は、江戸から京都に向かう東海道の旅人たちが、この土山にあった宿場町に立ち寄って旅の疲れを癒していたのでしょうか、実は歴史のある場所なのです。そして、道の駅としても滋賀で最初に登録された、実は昭和56年からある施設です。駅舎も宿場町をイメージした作りになっています。
さて、駅の名物はズバリ「土山茶」です。まず、駅舎内で土山茶を無料で飲むことができます。番茶としておなじみの土山茶は、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代に愛されていて、売店にも年中、土山茶が山積みされています。土山茶のペットボトルも売られていて、また自分で盛ることができる抹茶アイスクリーム、茶ういろう、茶まんじゅうなどもあって、いずれもお土産におすすめ。
レストランでは、茶うどん・そば、土山紅茶セット、近江米と土山茶がコラボした「近江米バーガー」なども味わえます。まさに、お茶づくしの道の駅、といった感じでした。
その他、地元の農家が持ち寄った新鮮な野菜や果物などの直売コーナー、伝統工芸品の焼杉細工や「かにが坂あめ」なども売られています。休憩コーナーは、畳のベンチになっていて、無料の土山茶をいただきながら、ちょっと一息できました。
駅周辺には、徒歩2分の駅向かいにある田村神社は、鈴鹿の鬼を退治した坂上田村麻呂をまつり、交通安全や厄除けの神様として知られているのだそうですよ。
公式サイト【近畿 道の駅】あいの土山 [滋賀県]
道の駅 あいの土山
クリスさん/女性/年齢:30代/旅とご当地グルメが好き。渡航は世界20ヶ国ほど。ニコンの一眼レフデジタルカメラが相棒です