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道の駅 椿はなの湯
メインは温泉!日帰り入浴施設が充実

道の駅「椿はなの湯」

道の駅「椿はなの湯」

その昔、熊野古道の大辺路にある湯治場として、熊野の参拝者たちに栄えたという椿温泉は、いまや道の駅として地元の観光スポットになっていました。施設としては、日帰りの入浴施設をメインとして、椿温泉の観光総合案内所、地域の特産品販売、軽食コーナーなどがありました。場所は、国道42号沿いで、阪和自動車道南紀田辺ICから30分ほどの場所。走っていてもすぐにわかりました。

日帰り入浴施設は、源泉かけ流しの湯による公衆浴場になっていて、道の駅の施設そばには足湯もありました。お風呂に入るまでもなくちょっとでも椿温泉を体感したい人には、足湯は"無料"で気軽に入れますからオススメです。また、温泉の販売スタンドもありましたから、ここで温泉をくんで持ち帰る人もいるのかな、とふと思いました。

椿温泉の泉質は、単純硫黄温泉でアルカリ性が高いため、古い角質がどんどん落ちてお肌がスベスベになります。実際に入ってみましたが、温泉の施設としてはそれほど大きくないものの、お湯が本当にすばらしい。お肌がとにかくスベスベになって数日はそのまま持続するぐらいの効果がありました。女性に人気というのも大いに納得です。もっと家から近かったらきっと数日ごとに通うこと確実かと。本当にいいお湯です!

道の駅の周辺には、椿温泉のお湯を引いた旅館もいくつか見かけました。白浜温泉も近いですが、10~15分ほどでここまで来ることができるので、このあたりに宿泊するのも手。ここから白浜方面をはじめ、逆に那智勝浦方面にも国道42号沿いにあるので走りやすいと思いました。ただ、軽食コーナーは本当に軽食しかない、どんぶりやちょっとした定食が主なので、たっぷりじっくり食べたい人にはあまり向いてないかと思います。でも、マグロやイノブタなどのご当地グルメっぽいメニューはもれなくそろっていましたから、それなりには満足できる、さっさと食べるのにはいいかな、と。とにかくここのメインは温泉です!

公式サイト【近畿 道の駅】椿はなの湯 [和歌山県]

道の駅 椿はなの湯

ライタープロフィール

クリスさん/女性/年齢:30代/旅とご当地グルメが好き。渡航は世界20ヶ国ほど。ニコンの一眼レフデジタルカメラが相棒です