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道の駅 しらまの里
まるで隠れ家のような道の駅

道の駅「しらまの里」

道の駅「しらまの里」

まるで隠れ家のような道の駅でした。それほどこじんまりしていた道の駅しらまの里、だから余計に覚えているのかな、と今、振り返ると思います。

海南湯浅道路の吉備ICから国道424号を走り、みかん畑の田園風景を抜けてさらに奥に行くと道の駅がありました。"しらま"というのは、駅の東に山頂が見える白馬山から取ったそう。もともと県道だった国道424号は、白馬トンネルが開通するまで道なき道の状態で、だからまだまわりが手付かずの自然に囲まれていて隠れ家のような道の駅になっている、と言われると妙に納得でした。いまや美山や中津、さらに龍神へのルート上にあるので、ドライブ拠点として便利な場所にあります。

駅の中に入ると、本当に素朴な特産品が多いこと。四季折々の野菜や果物をはじめ、自然の露地モノのシイタケ、名産の有田みかんや伊予柑などが並び、梅ぼし、コンニャク、紀州名物のなれ鮨、盆などの木工品、天然のイノシシやシカの肉、イノブタのベーコン、合鴨の肉など・・・どれも本当に美味しそうに並べられていて、ついあれもこれもと買ってしまいそうでした。5月には、ワラビ。フキ、ワサビの葉など貴重な山の幸も並んで人気だとか。田舎らしくていいなぁ、と聞いて思いました。

さらに、スタッフのおじいちゃん、おばあちゃんたちがよかった。レジなどで対応してくれるのですが、とても温かみが感じられました。ある意味、名物なのだそうです、おじいちゃんやおばあちゃんたち。心が思わず温かくなりました。

一方、道の駅がある金屋町内を流れる有田川はアユ釣りのメッカ。近くの白馬川ではアメノウオの放流が行われ、釣り場になってます。ほか、巨峰の観光ぶどう園、マツタケ狩りのスポットも。

ただし、道の駅には喫茶や軽食のスペースはありません。ちょっとしたパンは販売されていましたが、もしランチなど飲食したい場合、この近くにある道の駅明恵ふるさと館に行くのがオススメです。

公式サイト【近畿 道の駅】しらまの里 [和歌山県]

道の駅 しらまの里

ライタープロフィール

クリスさん/女性/年齢:30代/旅とご当地グルメが好き。渡航は世界20ヶ国ほど。ニコンの一眼レフデジタルカメラが相棒です